山陰柴犬のサニーが我が家にやっって来て3ヶ月になりました。
さて、山陰柴犬と言いますと、鳥取の地犬「因幡犬」と島根の地犬「石州犬」の交配から生まれたわけですが、山陰柴犬の存在を知って何より私が驚いたのは、
島根県石見地方に絶滅したとはいえ
「石州犬」なる地犬がいた〜〜!!
ことなのです。
東京から石見に移住して17年。石見の魅力に感動して、石見中を回り、石見中を取材し、春夏秋冬&山川里海、あらゆることを見聞きし、飲食し、体験して来た私です。
自分で言うのもなんですが、本当に石見のことは勉強しました。
石見や石州の名のつくものの数々。
石見焼、石見神楽、石見銀山、石見根付、石見の鏝絵、石見の家、
石州瓦、石州和紙などなど。。。
知り尽くしていたはずなのに。。。
もう、無いだろうと思っていたのに。。。
ありました!
石州犬。。。
知らなかった。。。
恥ずかしい、情けない、びっくりした。。。
でも、超嬉しい~~~!!!♪
これが正直な気持ちです。
新たな石見の宝物発見!!!
そこで、好奇心旺盛な私は「石州犬」について調べてみたのですが・・・。
あまりの驚きに、ついつい大分弁出ちゃいますけど
「たまがったぁ!」
何にたまがったかと言いますと
●全国の柴犬の名犬の雄系統を追っていくと、ただ一頭の犬にたどりつきます。
それは昭和の初め、島根山下(現益田市)の石州犬「石(いし)」
●この「石」を始め、優れた石州犬を世に知らしめたのが、益田市出身の「中村鶴吉さん」と言う方だそうです。
●その後、石州犬は絶滅しましたが、石州犬は現在の柴犬の基礎となったとのことです。
これらの知識は、数少ないインターネット上での情報から得たものです。
もっと詳しく調べるために専門的な本を探して読んで見ました。
中城龍雄さん著
・元 天然記念物柴犬保存会理事長 審査委員長
絶版のため、手に入るかどうかわからなかったのですが、なんとかゲット!
大変勉強になりました。
先ほどの情報を確認することもできました。
新たな発見&学びもありました!!
こう言うことを知ると、ますます色々な事を知りたくなってきます。
ちなみに、我が家には最近なぜか20代の若者が、合宿?飲み会?的な感じで、集まってきます。
そこで、彼らに滔々と「山陰柴犬や石州犬の魅力と可能性」を語るわけですが、ある日、大いに盛り上がり
「石州犬研究会」及び
「中村鶴吉氏捜索隊」を結成することとなりました。
酒の上のジョーダンではありません。マジです!
まずは、ネット上には、ほとんど情報がありませんので、古い文献に当たらなければなりません。
色々と調べたら、国会図書館にしか無いものもありました。
日本犬や柴犬の基礎もきちんと勉強したいものです。
また、益田市に行って、石州犬や中村鶴吉さんをご存知の方を探さないといけません。さらには、研究成果や状況を報告するためのHPも作らないといけません。
と言う事で、関心のある方は(ほとんどいらっしゃらないかもしれませんが)お楽しみに!
そして、ものすご~~く興味のある方は、一緒に研究&捜索いたしましょう!!
また、石州犬と中村鶴吉さんをご存知の方がいらっしゃったら、
情報をお寄せください!!
どうかどうか、よろしくお願いいたします。